まずはネットで情報を仕入れるところから始まった。
「はしれ!」のメンテナンス&プラスワン情報や、ネットで検索して情報収集。
そして自分の使用用途を整理すると以下のようになった。
- 普段は使わず、ツーリング時のみの使用
- 目的は携帯・充電池の充電
そこで考えた仕様は
- 電源はヒューズから取り、カプラで使用時のみ接続
- 普段は使わないので、シート下の配線は極力短くし、邪魔にならないようにする
- シガーソケットはタンクバッグ内で使用
- シガーソケットは念の為、スイッチ付きの物に
- 充電池の充電もするので、小型のDC-ACインバータを接続
仕様が決まればさっそくお買い物。
実家からの帰り道にスーパーオートバックスに寄り、目当ての物を物色。
(左上から)
セルスター ミニインバーターMP-21 2,180円
VOLTEC スイッチ付きシガーソケット 819円
STAFMAN ダブルコード0.5sq 420円
STAFMAN 110型ハウジング2極 178円
STAFMAN 電源取り出しコード10Aヒューズ用 378円
買い忘れた物を近所の島忠で買い足す。
(左から)
カプラー2極 189円
丸形接続端子 168円
前に買ってあったコード
さっそく作業開始。最初に各部品の加工を行う。
電源取り出しコードのゴムカバーをめくってみると・・・ヒューズにコードをハンダ付けしてあるだけかい!
しかもハンダごてでプラスチックを溶かしつつハンダ付けしてあるわ。
ちゃっちぃねぇ。
コードに丸形端子をかしめる。
こちらはバッテリーのマイナス端子に接続。
電源取り出しコードのギボシ端子を切り
カプラにコードを接続。
管ヒューズ部にビニール袋を被せて一応防水処理をする。
シガーソケット
ギボシ端子付属だが、今回は使用しない
ので、さくっと切断。
脱着時の事を考え、ギボシ端子ではなくカプラを接続。
250型よりスリムな110型を採用。
接続コード
両端に250型カプラと110型カプラがついている。
DC-ACインバータ
携帯や充電池の充電ならこのくらいの容量で十分。
携帯の充電だけならシガーソケット用の携帯充電器をオススメします。
接続するとこんな感じ。
インバータにスイッチはないので、シガーソケット側のスイッチでON-OFFします。
ここからは外での作業。
ここで一番重要なのは、ヒューズの電源側を調べること。
電源取り出しコードは、必ずコードの付いている方をヒューズの電源側にセット。
そうしないと電流過多でヒューズが切れるおそれがあります。
CB500Sのヒューズボックスは右サイドパネル内にあります。
ゼルビスの場合はメーターパネルの右下です。
バッテリーとの位置関係はこんな感じ。
なのでアースは直接バッテリーのマイナス側に接続。
今回はラジエーターのファンのヒューズから電源をとることに。
ちなみに左から、イグニッション、ライト類、ヘッドライト、ファンです。
下の2つは予備ヒューズ。
ヒューズのどちらが電源側か調べる方法としてテスターを使うのが確実ですが、バイク屋さんに聞いたらもっと
手っ取り早い方法があるとのこと。
その方法とは・・・、ヒューズボックスにコードを突っ込み反対側をフレームかバッテリーのマイナス側に触れさせる。
で、バチッといったら通電してると・・・。(笑)
CB500Sの場合、写真上側が電源側でした。
フレームの隙間からコードを通します。
ケース側に少し切り込みを入れ、コードの通り道を確保。
通常のヒューズより高さはありますが、ふたは閉まります。
ふた側にも少し切り込みを。
丸形端子をバッテリーのマイナス側に繋ぎます。
管ヒューズはバッテリー横の隙間に収めます。
バッテリーのふたを閉めるとこんな感じ。
使わないときはバッテリー横にカプラが収まります。
コードを繋いだ状態。
シートは問題なく閉まります。
使用時はカプラ部分からタンクバック内に収めるので、防水性は問題なし。
ちゃんと充電出来ています。
積載時にシートを開けてカプラを外すのは困難なので、タンクバックを持って歩く際は上部のカプラを外します。